「優しい」の「優」という文字。
この漢字を小学生の頃に教わって以来、
なぜ、人偏に「憂う(うれう)」と書いて
「やさしい」なんだろう?
と長い間、漠然と疑問を抱きながら
一度も調べたことがなかった不勉強な私でしたが、
先日たまたま足を運んだある実業家の講演の中で、
「優しい」っていう字はね、
憂いている人のそばに
人が寄り添ってるってことなんだよ。
それが「優しさ」なんだよ。
という言葉を聴いて
長年の「優」への漠然とした疑問が
スッキリと晴れた私です。
後で自分でも
「優」の漢字の成り立ちを
いろいろ調べたところ、
少しだけ違う解釈もあるようでした。
ですが、本当の語源はどうあれ
人々の胸を一瞬で打つような、
すうっと心に届く優しい言葉を
さらりと語ることができる
その実業家の弁舌力にただただ感動しました✨
人に心がある限り、
困っている人、悲しんでいる人に
いつでもそっと寄り添える
「優しい」人でありたいと思います。